初冬の景 :KUWAHARA 初冬の知らせが届くと無性に落葉した高山帯がなつかしく、無理を承知で足を延ばしていた。かってのような登山が難しくなってから、なぜか、ダケカンバ?とおぼしき山肌に懐かしさを感じる。それは、カンバの幹にすがりながら登攀をした雪山の記憶とかさなっているらしい。