イソヒヨドリ: オス メス
日常、眼にする小鳥たち、雌雄の判別の危ぶまれるほどに酷似したものや、違う種として認識されるほどに雌雄の形態、色彩、囀りなどを異にするものなど、多種多様に存在している。
そこには、それぞれに、それぞれの意味があるのでしょうが、そうした種本来の生態を忠実にトレースすることなく、意図的にイメージされる生態系を擬して各種の作品に表現された小鳥のイメージの蓄積も無視し難く、むしろ、そうした個性的な作品から発信されるイメージによる認識評価が、実際に視認される小鳥を、より強く、心象に刻みつけているような気がする。