夕餉の刻 :KUWAHARA 夕餉の心象を撮ろうと思った。 そう思って、この古民家にいたる。 とても、あんちょこな、発想と、自分ながら、呆れてしまう。 それでも、かっての、自分なりの原風景を、つい、求め、それなりに納得している。 自在鉤のカタチは違うけれど、たしかに、九分九厘、こんな囲炉裏を囲んで、少年時代は過ごしていた。 夕餉の心象を増すために、あえて、夕暮れの光りを際立たせるように撮ってみた。