鳥のように自由にありたい…Free as a bird

桑原特許事務所 - 鳥のように自由にありたい…Free as a bird

:KUWAHARA

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鳰 小さくって愛くるしくって、なぜか、身近に感じる…にお…
やはり…鳰…なんでしょうね。

ごくごく、身近に存在しながら…誰にも気づかれないで、ひっそりと、息づいている。
カイツブリ…って、なんとなく、言葉の相性が…しっくりとこない。

ジッと眼を凝らせていると、葦のあいだから、鳰があらわれる。
抱卵の交代なのか、水浴びをして、羽繕いをする。

そうして、3週間ほどすると、雛もあらわれる。
からだに似合わず、餌をせがむ甲高い声は、カラスなどに狙われないかと、ハラハラさせられる。

機敏なのか、習癖なのか、産卵数の少ない割に、生存率は比較的、高いように感じる。

水位の変化に適応する巣作り、小さいながらに、俊敏な潜水力、ひっそりと生きる水辺の匠に、いにしえより ひとは なんとなく惹かれてきたらしい。