夜はあけるか :KUWAHARA 夜明けを信じられるものはしあわせである。 夜明けの無い夜は存在しない。 少なくとも、そう、信じている ひと もいる。 ひと の しあわせは、信じられるものが存在していること そこに つきるらしい。 それに、なにがしかの疑念をいだく …日はまた昇る… それも、また ひと なんだろうし… そうした疑念そのものに、おおいなる意味が存在することも事実である。