いつのころからだろう。
明日…を予測することができなくなってきた。
カルチエ・ラタン、かって、封鎖された街路は、すっかり、面影を一新して、あの当時の「混迷」と、まったく異質の「混迷」の時代…
いま、日本は、歴史的な大きな「うねり」の時代を迎えようとしている。
ひとつの時代のはじまり…歴史に学べ…と、襟を糺しながら、時代の爛熟のうちに、学ぶべき歴史を改竄する。
歴史は繰り返す、哀しいけれど、そうして、数千年、人類は歴史を刻み続けてきた。
いま、まさに、矛盾は吹き出しつつある、いま、この刻に、にっぽんの、民びとの真の存在価値が問われているのかもしれない。