巣立ち :KUWAHARA 緑の樹間に巣立ったばかりの小鳥の雛達が目立つ季節 通勤する駅舎のツバメも、まもなく、巣立ちそうな雰囲気です。 かって、ツバメは、初夏を代表する田園風景のひとつ 農家の玄関には、かならず、ツバメの巣台があって、雛であふれていたものです。水盤と灯油のかがりの誘蛾灯の時代、農家は古来からのしきたり通り、季節のうつろいに従順に、大地に根づいて、日々のたっきを受け入れ、ツバメの育雛も、そんな、たっきの、ひとこまだったような気がします。