基本的にTVを観ることは無いのだが、今夏前半の猛暑日、冷房を効かせて観ていたトーク系のTVで、「真逆(マギャク)」の言葉が多用されているのに、びっくりさせられた。
「真逆(マサカ)」を、まさか、「真逆(マギャク)」などと、TVで堂々と用いられているなんて、予想もしていなかっただけに、ショックは隠せない。
「真逆(マサカ)の生命保険」が「真逆(マギャク)の生命保険」じゃぁ、シャレにもならない。
時代に取り残され、浦島的化石人間なんだなぁ~って、つくづく感じさせられる。?
TVを観ながら、学生時代、演劇にのめり込んだゼミ仲間の言い訳を聴いて、「演劇に没頭することを否定はしませんが、しっかり、学生の本分を尽くしてください。病膏肓(こうこう)に入るで、膏盲(こうもう)に入っては支離滅裂です。」と困惑を滲ませながら諭されていた恩師のお顔が懐かしく思いおこされた。