秋の花火 :KUWAHARA 墨田の川縁で花火を観たのは暑さのさなか、花火には、なんとなく夏の季感が相応しいような気がするのだけれど、秋風のなかの花火も、また、独特の趣を感じる。 調布の花火、もしかしたら、このあたり一帯の締めくくりの花火かもしれない。 夏とは違って、どこか、華やかなうちにも、透明な、ちりゆく潔さのような趣がある。それは、もしかしたら、たんなる秋の大気のせいなのかもしれないけれど、いつも、ひとりで観るのを習いとしている。 Category: つれづれの記: 桑原