シジュウガラが巣立って2週間ほど、武蔵野の北端あたりのカルガモの孵化時期になる。
孵化した雛はシジュウガラ等と違って、即、孵化場所からの移動を開始する。従って、雛は、孵化と同時に移動しながら、みずから採餌しなければならない。そんな苛酷な環境にもかかわらず、雛は、それぞれに個性的で、親ガモの後に従うものは少なく、親ガモのもとから駆け出しては勝手に泳ぎまわる。そうした子ガモ達は、多くの天敵の恰好の獲物となる。
訪れた沼、今年は、子育ての上手なカルガモの親がいた。気配り目配り、十羽の雛を自在に遊ばせている。
餌場で藻を食べている雛
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