秋のふかみ、ふるさとから、秋の便をいただいた。
鮮度勝負のものから、とりあえず、下処理をして冷凍にまわす。
一段落したところで、柿の皮剥きをして吊るしにかかる。
ようやっと皮剥きの要領を得たころで段ボール箱の柿がなくなった。
干し柿は、剥いて干してからの天候がすべてのようなところがある。
明日の晴天に期待して、とりあえず、戸外の風にあて、夜はとりこんで、扇風機で乾燥することにする。
いつしらず、齢をかさねるたびに、ふるさとが懐かしくなる。
なにげない秋野菜の、それぞれに、懐かしい風景がつらなり、望郷を詠った詩人達のことばが、しばし、脳裏をかすめる。
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