鳥のように自由にありたい…Free as a bird

桑原特許事務所 - 鳥のように自由にありたい…Free as a bird

春の味覚 :KUWAHARA

ふるさとから、山菜をいただいた。
雪国育ちにとって、山菜は、深い雪の下で、じっと息をひそめ、雪融けの、わずかな、はざまから一斉に伸び出す山菜のみが山菜…そんな、思いがある。
雪の洗礼もなしに、春風に伸びだした山菜を何度か口にしたことがあるが、あきらかに、なにかが、違うって感じる。
スーパーなどで眼にする山菜は、ほぼほぼ、栽培もので、雪国の人間にとって、これらを、ひとくくりに山菜として賞味する気にはなれない。
そんな思いをこめて、雪国のウド、コゴミ、アケビを調理し、雪国育ちのウドの味、雪国育ちのコゴミの味、雪国育ちのアケビの味を満喫する。
ふるさと…あっての、ふるさとの味、ありがたきかな、ふるさとです。

トチノキ

 

Your email address will not be published. Required fields are marked *

*

コメント末尾に画像を含めることが可能です。(JPEG only)